小型だからこそ大活躍!小回りの利くミニバックホーで狭い現場も快適に
目次
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フォームに入力するだけ
ミニバックホーってどんな建設機械?
ミニバックホーとは
ミニバックホー(ミニユンボミニショベルとも呼ばれます)とは、バックホーの中で6トン未満の車両重量のものを指します。
土砂などの掘削、旋回、放土などの作業に使用されます。
ミニバックホーは、上部旋回体が360°回転します。
そして下部走行体を停止した状態で油圧によって駆動する作業装置を備えています。
バケットを機体側に引き寄せながら作業するタイプの油圧ショベルの一種です。
ミニバックホーはその機体の小ささを活かして市街地や大型バックホーが入り込めない場所での作業が得意です。非常に便利な油圧ショベルであって、建設業者にとって欠かすことのできない建設機械です。
ミニバックホーが動く仕組み
ミニバックホーは、その他の油圧ショベルと同様にディーゼルエンジンによって生み出される加圧した油の力である油圧によって動きます。
油圧ポンプの代表ともなる「ギアポンプ」は、ディーゼルエンジンの力で回されたギアの圧送力で油を加圧します。
ギアポンプから送り出された圧油(圧力をかけた油)は、油が流れる方向を定めるコントロールバルブによって走行部・旋回部となる油圧モーターや、作業機部となる油圧シリンダーに送り込まれてミニバックホーを動かしています。
走行と2種類のターン
ミニバックホーはクローラー[1]によって前進も後進も可能です。
そしてこのクローラー走行の大きな特徴は、左右のクローラーの油圧モーターを逆回、または片方を停止することによって、2種類のターンを行えることです。
スピンターンは左右にあるクローラーの油圧モーターを逆回転させることによってその場でのターンができます。
また、ピポットターンは左右のクローラーのどちらかだけを動かして行い、
スピンターンよりも旋回半径が大きくなります。
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ミニバックホーの主な特徴
軟弱地盤に対応
ミニバックホーは、クローラーで移動するため軟弱地盤での走行・作業が可能です。
車重が軽いミニバックホーは、軟弱地盤でも自在に移動し、その長いアームを使うことで水中の掘削作業も可能になります。
人間の力ではなんともならない軟弱地盤や水中での掘削に、小型のミニバックホーは対応できる特徴を持っています。
狭いスペースの作業
もともと狭いスペースでの作業のために生み出されたミニバックホーです。
市街地の住宅密集地など日本特有の住環境のなかでの土木作業に向いています。
大型重機が入り込めない狭い道路の先にある建設現場や、隣接家屋と近接していて慎重に掘削しなければならない建設現場、交通量が多い道路などでの掘削時に作業を行うことが可能です。
狭いスペースでの作業が得意なのがミニバックホーの特徴の一つです。
優れた正確性
ミニバックホーは大型バックホーとは異なり1回の掘削量は少ないですが、精度の高い掘削が可能です。
バケットの操作は熟練の運転手によれば大型バックホーでも非常に繊細で正確な作業が可能ですが、ミニバックホーでは1回の掘削量は少なくとも運転手の運転技術に大きく左右されることなく、少しずつの掘削で正確な掘削を行うことが可能です。
そして狭隘な掘削現場でも360°の旋回能力を活かして正確な掘削作業ができます。
建設機械にはテコの原理が活用
テコの原理とは
小学6年生の理科で学習する「テコの原理」は、古代ギリシヤの数学者、物理学者そして技術者でもあったアルキメデスが発見しました。
「支点」・「力点」・「作用点」の位置関係によって小さな力を大きな力に変える原理です。
建設機械にはこのテコの原理が応用されたものが多くあり、このミニバックホーにも使われています。
力点から支点を通して与える作用点の力の流れは、バックホーのブームやバケットの動きを見ていただくと分かりやすいです。
「力点から支点の長さ」が短いタイプが主流
テコには、「小さな力を大きな力を変える」と「少しの動きを広範囲に伝える力に変える」の2タイプの動きがあります。
ミニバックホーでは、シフトレバーやペダルなどを使って手や足の力で操作する機械は、「力点から支点の距離」が長いタイプのテコの原理を応用しています。
油圧で動かすアーム部分では、「力点から支点の長さ」が短いタイプが主流となっています。
そして、「少し動きを広範囲に伝える力に変える」テコの原理を応用して、油圧の強い力を利用しているのです。
この「力点から支点の長さ」が短いタイプを利用して、ミニバックホーは離れた場所からでも伸ばしたアームで力強く掘削作業が可能なのです。
安定性や作業能率向上への応用
そしてこのテコの原理は安定性や作業能率向上への応用も行われています。
ブームを長く伸ばして掘削すれば、土にかかるバケットの力とブームの重さが原因で車体後部が浮き上がってしまいます。
前面に排土プレート(排土板)[2]を出すことによって支点を排土プレート前面に移動させて、車体を安定させての作業を可能にしています。
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ミニバックホーで世界一のクボタとは
クボタの歴史
1890年 久保田権四郎が鋳物メーカー「大出鋳造所」として創業し、衡器用鋳物・日用品鋳物の製造を開始
1897年 大出鋳造所を「久保田鉄工所」に改称
1947年 昭和天皇が堺工場に行幸
1953年 「久保田鉄工株式会社」に社名変更
1960年 国産初の畑作用乗用トラクター「T15」を開発・商品化
1990年 創業100周年に伴い「株式会社クボタ」に社名変更する
2024年 本社を大阪駅北西部のうめきた2期地区開発プロジェクト「グラングリーン大阪」に2026年に移転することを発表
クボタの特徴
創業以来、クボタは食料・水・環境を支えるための地球規模の課題解決に取り組んできた企業です。
鋳物業からスタートしたクボタは、水道管の国産化や農業の機械化に取り組み、それらを実現してきました。
農機メーカーとしては国内首位で、世界でも3位にランクインするクボタは、グループでの従業員は4万人を抱え、連結売上2兆円を超える巨大企業です。
「美しい地球環境を守りながら、人々の豊かな暮らしをこれからも支えていく」ことを目指し、クボタは農業機械のさらなるロボット化やAI化を進めています。
クボタのミニバックホー
クボタは、ミニバックホーを0.5tから5.5tまで充実のラインナップでそろえています。
狭小地が中心である日本における農耕地の作業を中心に、研究開発を積み重ねてきてクボタはミニバックホーの技術の先端を走ってきました。
世界シェア21年連続1位のミニバックホーを手がけてきているクボタにミニバックホーの提供はお任せしてもいいでしょう。
まとめ
国土面積がもともと狭い日本の平地は全体の3割しかありません。
田や畑は横溢ですが、その中で耕さなければならないことが、大多数の日本の農業家の現状となっています。
その作業の省力化にミニバックホーは貢献してきました。
また、住宅においては狭い市街地で開発が続けられ、住宅建設のための土木工事や水道・ガス工事にミニバックホーの存在は無くてはならないものでした。
そのような環境のなかで、ミニバックホーの研究・開発はなされ進化してきました。
今後、化石燃料からの脱却という大きな課題を抱えて、ミニバックホーはさらなる進化を遂げていくことでしょう。
ミニバックホーが小さな巨人になるその日が待ち遠しいものです。
トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。
[1] 重機を支持・走行させるための「脚」の役割をする。
[2] 重機などに付いている土砂を押して均すための板(参考資料:極東建設株式会社)
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