トランコム　宅配型トランクルーム会社と資本業務提携

トランコムは１１月１３日、宅配型トランクルームサービスを提供する「エアトランク」（本社・東京）と資本業務提携契約を締結した、と発表した。トランクルームで出し入れする荷物を無料で集配するサービスを展開するエアトランクに対し、トランコムはグループ会社であるトランコムＤＳの個人向け宅配機能を提供。エアトランクはトランコムＤＳの輸配送ネットワークを活用することで、サービス対象エリアの拡大を目指す。

エアトランクは、トランクルームで預かっている使用頻度の低い荷物（旅行用スーツケースやゴルフバックなど）を、利用者のニーズに応じて自宅まで無料で配送する宅配型トランクルームサービス「ＡＩＲ　ＴＲＵＮＫ」を提供。現在、同サービスは関東地域での対応エリア拡大を進めている。

トランコムＤＳは関西エリアや東海エリアを中心に個人向け宅配サービスを展開しており、今回の資本業務提携によって、エアトランクは東名大の３大都市圏での事業化を模索できる。一方、トランコムは、市場規模の拡大が続くトランクルームでの新たな宅配需要を囲い込みたい考えだ。