日本フルハーフ社のトラックの特徴とは？
日本フルハーフはアメリカのフルハーフ社の技術を導入して設立された日本のトラック上物のメーカーです。
アルミニウムの総合メーカーである新日本軽金属とトラックのいすゞとの折半出資によって設立された「日本フルハーフ」の会社と製品の特徴を今回の『豆知識』でご紹介します。
目次
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日本フルハーフの特徴
日本フルハーフは1963年にアルミニウムの総合メーカーである日本軽金属とトラックのいすゞとの折半出資によって設立されました。
今年設立より60年を迎える歴史あるトラックの上物メーカーです。
日本フルハーフの特徴は、なんと言ってもアルミの製錬から鋳造・加工まで行うアルミニウムのトップメーカーと、創業100年を超すトラック老舗メーカーのノウハウを持って生みだされたアルミバン、アルミウィングなどの軽量・頑丈で美しいアルミ素材トラックの上物を生み出すメーカーであるということです。
常に車両総重量や最大積載量とのせめぎあいがあるトラック関連メーカーのなかで理想のアルミバン、アルミウィングの架装を追求して来たのではないのでしょうか。
この日本フルハーフの特徴であるアルミ製のバン、ウィング、温度管理車両のご紹介をさせていただきます。
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日本フルハーフのアルミバンについて
・アルミバンとは？
荷台がアルミ素材で製造されたバンボディ（箱型ボディ）を持つトラックを指します。
アルミバンボディにはアルミ製の素材版だけのアルミドライバン、断熱材を間にはさんだアルミ保冷バンがあります。
冷蔵・冷凍装置を搭載した温度管理バンもあります。
・日本フルハーフ社大型ドライバンの特徴
日本フルハーフ社の大型ドライバンは、美しい外観と積荷保護機能を持ち、高速輸送・幹線輸送を担います。
B to Cでの物流が当り前になった現在、同品種多量から多品種多量になってしまった商品の輸送にはこの大型ドライバンが一番適しているのです。
ドライバンの気密性は高く、雨やホコリから積荷を保護して大切に運びます。
・日本フルハーフ社中型ドライバンの特徴
内法幅もリヤドア開口寸法もワイドで、積載効率・荷役効率は高く、高い気密性をもって雨やホコリから積荷を保護して大切に運びます。
中型ドライバンにはリヤドアをワンタッチで垂直開閉することができ、 プラットフォームにそのまま着けることもできるロールアップドア付きバンもあります。
企業名や商品名など文字看板が美しく仕上げることができるフラットパネルバンもあります。
・日本フルハーフ社温度管理バンの特徴
冷凍・冷蔵・常温という一定温度を保つための断熱材をサンドイッチ状に挟み込んだパネルは重量が重くなりがちです。
しかしながら、日本フルハーフは独自の断熱材を開発し、変更可能な各部材をアルミ化して軽量化に努めています。
地球環境保護・省エネにも配慮した、一歩先を行く技術力で、価値ある温度管理バンを開発しているのです。
日本フルハーフのウィングについて
・ウィング車とは？
ウィング車は荷台の後部と荷台の両側が開閉式になっているトラックです。
サイドから寄り付いたフォークリフトで荷物をパレットごと積み降ろすことが可能です。
積込み・荷降ろしの効率を最大限に高めたスタイルのトラックです。
両側の開閉が左右とも上部に開き鳥の羽の動きにも似ていることからウィング車と呼ばれています。
・日本フルハーフ社大型ウィングの特徴
「大は小を兼ねる」で小物から大型荷物まで、 荷役効率の向上と大量輸送にその能力を発揮しています。
空気抵抗への対応・安全装置設定・ボディー軽量化などの培ってきた技術を活かし、使いやすく安全な大型ウィング車です。
冷蔵ウィング車も冷凍ウィング車も揃っています。
・日本フルハーフ社中型ウィングの特徴
増トン車仕様、カーゴテナー仕様など豊富なバリエーションを用意しています。
薄型高剛性アオリの採用や、薄型ウィングロックセンターは車両総重量の軽減につながり、最大積載量の増加に寄与しています。
・日本フルハーフ小型ウィングの特徴
使い勝手とフットワークの良さで都市内輸送向きの軽量ウィングであることが特徴です。
小型ならではのフットワークの良さはＢtoＣにおける輸送のラストワンマイルを助け、輸送効率を高めてくれます。
高水密製アオリガスケットは耐水・気密性を高めて、商品を風雨で濡らしてしまうことはありません。
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日本フルハーフのトレーラーについて
・トレーラーとは
トレーラーは自走機能を持たず大量に積荷を積むための牽引車両です。
そしてトレーラーを牽引するトラックをトラクターと言います。
トレーラーは大型トラックでも運べない重量物や長尺物などの特殊な荷物を運びます。
トレーラーは牽引車によってけん引される「荷台を持つ車』です。
牽引する重量が750㎏以上で牽引免許が必要となります。
日常的にトン単位の重量物を運ぶトレーラーの運転をするには牽引免許は必須の免許と言えます。
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・日本フルハーフ社トレーラーの特徴
アルミ素材によって、軽量で強靭なボディーとクラス最大級の内法・積載量を実現しました。
種類はウィングトレーラー、プラットフォームトレーラー、バン型トレーラー、アルミダンプトレーラー、センターアクスルフルトレーラーが揃っています。
・まとめ
アルミニウムという軽く加工しやすく丈夫な素材を扱う会社とトラックの老舗メーカーが一体となりトラックの上物を作り続けてきました。
『日本フルハーフは、地球環境にやさしい技術を常に追求すると共に、環境保全を十分に意識したトレーラー、バン型ボディー等の生産活動などを通じて、環境保護に率先して取り組み、豊かな社会の実現、維持に貢献します。』という環境方針を打ち出して、環境問題にも早くから取り組んでいます。
工場のある地域住民の方々との交流にも力を入れている会社です。
厚木工場では1984年から従業員がばらを育てており、2023年5月に「第36回ばら観賞会」を開催して工場内のばら園を開放しました。
「味気ない工場に潤いを」という想いのもと続けられてきた地域住民との交流です。
このようなすべてに配慮を行う姿勢が日本フルハーフの製品でも活きているのでしょう。
トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。
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