オーバーヒートしたトラックも買取対象?オーバーヒートを防ぐには日頃のメンテナンスが大切
目次
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豊富な実績
買取12,000台/年
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最短即日から!
高価買取
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トラックがオーバーヒートしたときの症状と原因
・オーバーヒートとは
トラックの心臓部とも言うことの出来るエンジンは金属でできており、シリンダー内でガソリンの爆発によってピストンが高速で動きます。
エンジン内はこの爆発と高速での摩擦で高温になるため、エンジンオイルやラジエターで冷却しています。
オーバーヒートとは、この冷却作用が何らかの原因で作用しなくなり、エンジンが高温になりすぎて熱が下がらなくなった状態を言います。
最悪の場合にはエンジンが故障し、関係する他の部品も壊れてしまいます。
オーバーヒートは日頃からトラックを始動させ、走行させる際の状態(音や振動)をよく知り、メンテナンスをしていれば防ぐことができます。
・トラックがオーバーヒートしたときの症状
<水温計の動きが異常>
最も分かりやすい症状です。
水温計が通常よりも早い段階で高温である「H」に近づいたり、「H」に振り切ったまま戻らなくなる、もしくは水温計が全く反応しない水温計の異常な場合はオーバーヒートを疑ってみてください。
オーバーヒートを起こす前兆かもしれません。
<アイドリング中のエンジンの回転数が不安定>
エンジンが不具合を起こしていると、アイドリング中の回転数が不安定になります。
その不具合の原因がオーバーヒートの可能性もあります。
そのまま症状が進むと頻繁にエンストしたりエンジンがかからなくなってしまう場合もあります。
普段からトラックのアイドリング音を知ることはとても大切です。
<アクセルを踏むとエンジンから異音がする>
アクセルを踏み、エンジンの回転数が上がったときに聞き慣れない音がする。症状が進むに連れてカリカリからカンカン、キンキンと音が変わるので、違和感があったときはすぐに対処する必要がある。
オーバーヒートを疑ってみてください。
<アクセルを踏んでもあまり加速しない>
アクセルを踏んでも思うようにエンジンの回転数が上がらず加速しないときは、熱ダレを起こしている可能性が高いです。
熱ダレはオーバーヒート寸前の状態なので、対応が急がれます。
<エンジンからの異臭や白煙が確認できる>
エンジンルームから甘い匂いや焦げたにおいがした時は高温によってエンジンやラジエターがゆがんでしまうことにとって、冷却水やエンジンオイルが漏れている可能性があります。
白煙はエンジンが異常加熱になっているオーバーヒートのサインでエンジンオイルが燃えたり、冷却水が蒸発している可能性があります。
時には付属するホース類も高温で破けてしまうこともあります。
放っておくとエンジンが焼き付いて動作不能になりますので早急に対処する必要があります。
<エアコンの風が温かい>
エアコンからの風がなかなか冷えないときは、ラジエーターファンが故障している可能性があります。
ラジエーターファンは冷却水とともにクーラーガスを冷やす役割を持っているので、エアコンの効きが悪いということはエンジンを冷やすことが出来ていないかもしれません。
こんな時にはオーバーヒートの前兆と疑ってみる必要があります。
・トラックがオーバーヒートする主な原因
<冷却水の漏れ、不足>
冷却水、不凍液であるクーラントはエンジン内を循環して熱を奪うものです。
これが漏れて不足してしまうと、エンジンを確実に冷やすことが出来なくなってしまいオーバーヒートにつながります。
冷却水は消耗品として考えて、日頃から冷却水の量を点検して補充することが大切です。
<エンジンオイルの不足>
エンジンオイルは潤滑や異物の除去の他に冷却性能も持ちます。
シリンダーには冷却水は入り込みません。
エンジンオイルが流入してガソリンの爆発後の高温のシリンダーを冷却します。
エンジンオイルは消耗して不足するため、オーバーヒートを防ぐために定期的に確認して交換をする必要があります。
<ウォーターポンプの故障>
ウォーターポンプは、エンジンルーム内に冷却水を循環させる装置です。
故障すると、冷却水が循環できなくなるのでエンジンが熱をもったままになってしまいます。
ウォーターポンプ自体に問題がなくてもガスケットなどの水漏れによってオーバーヒートに繋がることもありますので、ウォーターポンプもガスケットも定期的に交換することが大切です。
<ラジエーターファンの故障>
ラジエーターファンが故障すると、ラジエーターファンが本来行う作業がなされず熱をもった冷却水が冷やされないままエンジンを循環してしまいます。
その結果、エンジンがオーバーヒートを起こしてしまいます。
ラジエーターファンが故障することもあるので、気付いたときに状態を確認しておく必要があります。
<サーモスタットの故障>
サーモスタットとは、温度に反応して開閉する弁のことで、冷却水の調整を行う装置です。
取り換えせずに使い続けることの出来る部品ではありません。
劣化すると正常に作動せず、十分な量の冷却水が流れずにオーバーヒートに陥ってしまいます。
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オーバーヒートの修理費用
・冷却水の補充
補充だけなら数千円ほどの修理費用で収まりますが、トラックが大きくなれば1万円以上かかる場合もあります。
・ラジエーターの交換
ラジエーターの交換費用は2~6万円程度が目安です。
初期の場合は全体を交換する必要はなく、故障した部品のみを交換するだけでよい場合もあります。
・ガスケットの交換
ガスケットとは、パイプの繋ぎ目に使用される固定用のシール材のことを言います。
冷却水やエンジンオイルの漏れを防ぐ役目をしています。
ガスケット自体の費用は安いものの、交換時にエンジンを分解する必要があるため工賃が発生します。
5~15万円と思いのほか高い費用がかかる場合があります。
・エンジンの交換
トラックのエンジンの交換は100万円以上もかかってしまいます。
ディーラーよりも整備工場に依頼したり、トラックを乗り換えたりすることで交換費用を抑える方法があります。
なお、エンジンを交換するよりも、買取りを検討してもいい時期とも考えられます。
オーバーヒートしたトラックも買取できる?
そもそもオーバーヒートを起こすトラックはある程度の年数を走り続けて車両各部分の経年劣化が始まっていてもおかしくない時期に差しかかっているとも考えられます。
トラックの心臓部とも言えるエンジンのトラブルであるオーバーヒートは修理してそのまま乗り続けるのか、乗り換えるのかを判断するサインとして考えてもおかしくはありません。
オーバーヒートしたトラックでも買取は可能です。
是非、私たちトラックファイブにご相談ください。
・トラックを買い取ってもらう先
<トラック買取業者>
トラック買取業者は、オーバーヒートを起こしたトラックやエンジンが故障したトラックでも買取の対象としています。
当然、トラックの専門知識と自社工場を持ち、どんな状態のトラックでも正常の状態に整備して再び走行できる状態にすることが可能です。
<廃車不動車の買取業者>
廃車不動車の買取業者は、動かなくなったトラックをスクラップとして、単なる金属として買い取る業者です。
したがって基準はトラックとしての価値ではないため、高価買取価格は期待できません。そればかりか、廃車費用を請求される場合もあるので、事前に確認をする必要があります。
・トラック買取業者がオーバーヒートしたトラックを高く買い取ることができる理由
<海外需要があるから>
優秀で丈夫な日本製トラックは海外で人気が高く、常に需要があります。
しかも、高額な新車トラックに手を出すことの出来ない多くのユーザーから中古トラックに人気が集まっています。
海外に販路をもつトラック買取業者は、自社で海外で走行できる状態にしてから輸出するので、どんなトラックでも高価買取するのです。
<パーツとして販売できるから>
トラックの状態によっては、再利用できるパーツを取り出して再販しています。
乗り潰すまでトラックを使用する海外では消耗部品や交換部品も中古品に需要が集まっています。
トラック自体の利用はできなくなっても、利益を生み出せる価値が部品として十分残っているので積極的に高価買取ができるのです。
・トラック買取業者を選ぶときの基準
<海外に販路があるから>
日本製トラックは中古であっても車検制度の存在もあってその程度は非常に良く、使われているパーツは耐久性が高く、海外において高い価格で取引されています。
しかしながらその取引における利点は海外での販路がなければ活かされることはありません。
繰り返しになりますが、トラックファイブは海外に販路を持っており、オーバーヒートを起こしたトラックの高価買取を可能にしています。
<買取実績>
トラックファイブは創業20年、トラック買取業界での老舗です。
年間に1万台をはるかに越える買取実績と創業以来75万台に上るトラック・重機の査定を行ってきました。
これらの買取り実績はひとえにご利用いただいた皆さまからの信頼と安心の証だと自負しております。
当社ホームページに掲載されている買取実績は、オーバーヒートを起こしたトラックを売却するときの参考になりますので是非チェックしてください。
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まとめ
日本も2050年カーボンニュートラルを宣言し、トラック業界でもEV化の動きは進んでいます。
従来の化石燃料で動かしていたトラックを充電池とモーターで動かすことは容易ではありません。
しかし、私たちの子どもたちのために進めていかなければならない重要なミッションです。
今が大きな過渡期です。
この時期を逃してしまうとオーバーヒートのトラックばかりか、中古トラック自体に高価買取のチャンスは巡ってこないでしょう。
今のチャンスを逃さずに上手なオーバーヒートしたトラックの買取りを検討してみてください。
トラックファイブは皆さまのお力になれると自負しております。
トラックファイブは『豆知識』で皆さまのお役に立つ情報をお届けします。
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