物流系パート・アルバイト平均時給　８月は前年比１・９％増

人材派遣会社のリクルートジョブズは９月１６日、２０２０年８月の「アルバイト・パート募集時平均時給調査」の結果を発表した。それによると、三大都市圏の「製造・ 物流・清掃系」は２０円増加の１０７４円（前年同月比１・９％増）で、そのうち、「ドライバー・配送・デリバリー」が１０８６円（同１・３％増）、「ドライバー中型・大型」は１１６９円（同２・３％増）、「物流作業」は１０８７円（２・５％増）、「フォークリフト等オペレーターなどの構内作業」は１２６１円（同１・８％増）だった。新型コロナの影響で国内の雇用環境が厳しさを増す中、物流領域は慢性的な人手不足を背景に、単価の伸び率こそ鈍化しているものの、２０１７年頃と比べると、依然として高い単価水準を維持している。

首都圏の「製造・物流・清掃系」の平均時給は２５円アップの１１１７円（同２・３％増）で、「ドライバー・配送・デリバリー」が１１２８円（同１・７％増）、「ドライバー中型・大型」は１２０４円（同３・０％増）、「物流作業」は１１３１円（同３・１％増）、「フォークリフト等オペレーターなどの構内作業」は１２８３円（同３・１％増）だった。

東海エリアの「製造・物流・清掃系」は８円増加の１００５円（同０・８％増）、関西エリアの「製造・物流・清掃系」は１１円増加の１０８３円（同１・１％増）という結果になった。