ANAカーゴ 空陸一貫輸送の対象を全国33空港に拡大
ANA Cargoと軽トラ配車サービスのCBcloudは8月17日、両社で共同展開する空陸一貫輸送サービスの対象を国内33空港に拡大する、と発表した。従来、同サービスの対象は新千歳、成田、羽田、伊丹など主要8空港に限定されていたが、今回地方空港での取り扱いを開始することで当日配送など新たなビジネス需要を掘り起こすとともに、ユーザーの利便性を高める。
両社による空陸一貫輸送サービスは2019年9月にスタート。出荷先から出発空港までの陸送部分や、到着空港から届け先までの陸送部分のトラックを、CBcloudがマッチングプラットフォーム「PickGo」で手配する。各空港で発着する国内旅客便、国際旅客便、貨物専用便のフライトスケジュールに合わせて軽トラや普通トラックを迅速に手配できるようになるため、ユーザーは配送リードタイムの短縮などを実現できる。部品や製品の在庫切れ補充のための緊急輸送や、賞味期限の短い生鮮品の供給などでの利用を見込んでいる。
空陸一貫輸送の対象空港は、既存の新千歳、成田、羽田、中部、伊丹、関西、福岡、那覇に、新たに旭川、秋田、庄内、仙台、新潟、福島、静岡、富山、小松、鳥取、岡山、米子、広島、岩国、高松、高知、松山、北九州、山口宇部、大分、佐賀、長崎、熊本、宮﨑、鹿児島が加わった。
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