環境省 大阪港でヒアリ400匹を確認

環境省は8月4日、大阪港でヒアリ400匹を確認した、と発表した。7月30日に実施した現地調査で、ヒアリ400匹が同港のコンテナヤードで舗装の継ぎ目とコンテナ1基に出入りするのを発見。殺虫剤で駆除するとともに、確認場所周辺に殺虫餌を設置するなどの対策を講じた。

同省では引き続き、発見場所での目視やトラップによる調査、殺虫餌での防除を実施していく方針。港湾施設管理者や荷役会社、トラック運送会社には、ヒアリと疑わしいアリを発見した場合、関係機関に通報すると同時に、逸走させないためコンテナを密閉したり、コンテナの移動を避けたりするなどの協力を呼びかけている。

毒性の強いヒアリは2017年6月に国内で初めて確認された。これまでに確認されたのは現時点で16都道府県、55事例に上っている。

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