三菱地所&阪急阪神不動産 大阪府茨木市にマルチ型物流施設
三菱地所と阪急阪神不動産は6月1日、大阪府茨木市の「彩都もえぎ地区」に建設中だった物流施設2棟が竣工した、と発表した。2棟はともにマルチテナント型施設で、A棟を三井倉庫ロジスティクスに、B棟をロンコ・ジャパンに一括で賃貸する。
「ロジスタ・ロジクロス茨木彩都A棟」は、敷地面積約5万1030平方メートル、延べ床面積11万5997平方メートルの5階建て。11メートル×10・45メートルの標準柱スパンを採用することでフロアの動線をスムーズにしたほか、ダブルランプウェイ方式を導入し安全で円滑な入出庫オペレーションを可能にした。1〜4階部分のトラックバースはそれぞれ40台分を確保している。
「ロジスタ・ロジクロス茨木彩都B棟」は、敷地面積約1万5892平方メートル、延べ床面積3万1159平方メートルの4階建て。両面バースを採用するとともに、1フロアを最大で4分割できる構造にした。
両施設は、名神高速道路「茨木インターチェンジ」から約2・5キロメートル、新名神高速道路「茨木千提寺インターチェンジ」から約6・5キロメートル、名神高速道路と中国自動車道、近畿自動車道を結ぶ「吹田ジャンクション」から約5・2キロメートルに位置している。国道171号線などの主要幹線道路にも至近で、京阪神エリアだけでなく、西日本広域へのアクセスが容易だという。
2021年6月に竣工した「ロジスタ・ロジクロス茨木彩都A棟」
出典)阪急阪神不動産ホームページ
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