東京港 東京2020大会中のゲートオープン時間を拡大

東京都港湾局は6月16日、東京オリンピック・パラリンピック2020大会期間中に東京港のコンテナターミナルのゲートオープン時間を拡大する、と発表した。多くの競技会場などが配置される東京臨海部の交通渋滞を緩和させるのが目的。早朝および夜間にコンテナ貨物を搬出入できる時間帯を拡大することで、円滑な大会運営と港湾物流の両立を実現する。

対象となるのは品川、青海、大井、中央防波堤外側の4つのコンテナ埠頭。7月14日〜16日は早朝の時間帯で8時30分のオープンを7時30分に前倒しし、夜間の締め切り時間を16時30分から18時に延長する。7月19日から8月6日(土日、祝日を除く)は、オープン時間を7時30分とし、締め切り時間を翌日4時(11時間30分延長)に設定する。8月24日から9月8日(土日を除く)のゲートオープン時間は7時30分から18時となる。

東京港のコンテナターミナルは、需要に対する処理能力や荷役労働者の不足などを背景に慢性的な混雑に見舞われている。周辺道路では貨物の搬出入を待つトラックによる渋滞や違法駐車が常態化しており、ゲートオープン時間の拡大がこうした問題の解消にどれだけの効力を発揮するか注目されている。

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