ユーグレナ 新日本化成の配送車両にバイオ燃料を供給

ユーグレナは4月20日、化学工業薬品メーカーの新日本化成が製品配送に使うトラックに微細藻類を原料とするバイオディーゼル燃料を供給する、と発表した。新日本化成は今後、環境負荷の大きい軽油やガソリンといった化石燃料の使用を、バイオ燃料に切り替えていくことで、カーボンニュートラルの実現を目指す。

ユーグレナが供給するのは、微細藻類のユーグレナ(和名・ミドリムシ)と使用済み食用油で製造するバイオディーゼル燃料。車両の内燃機関を変更せずに燃料として使える。バイオ燃料は燃焼段階でCO2を排出するものの、ユーグレナが成長過程の光合成でCO2を吸収するため、実質的には排出量を相殺でき、カーボンニュートラルを達成できるという。

新日本化成は、大気汚染の原因の1つとされる窒素酸化物(NOx)を、窒素と水に分解する「高品位尿素水」製品である「AdBlue(アドブルー)」を製造、販売している。同製品を輸配送するタンクローリー車などにバイオ燃料を使用する。

新日本化成の製品を運ぶバイオ燃料使用のタンクローリー車

出典)ユーグレナホームページ

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