トレーラーの運転はトラックよりも高度! 上達のコツやポイントを教えます

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はじめに

トレーラーの運転は非常に難しいです。セミトレーラーは40フィートの海上コンテナを積むサイズで、トラクターを含めた全長は16mになります。なお、許可を得たフルトレーラーは最長25mにもなるのです。

ドライバーにはトレーラーによる安全な輸送が求められ、それに伴う運転技術が求められるため、責任はとても大きいです。

今回の『豆知識』ではトレーラーの運転が向上するためのコツやポイントをお伝えします。

 

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トレーラーの運転がうまくなるためのポイント

トレーラーを運転するときのポイントをお伝えします。車体の長いトレーラーをトラクターがけん引することをイメージして運転してください。

各ミラー、モニターで周囲を確認しながら、外部から聞こえる音にも注意して運転してください。

・前方に深く進入してから左折する

ドライバーが操舵するトラクターから車体の長いトレーラーの後輪までの距離はとても長いです。

左後方など死角が大きく視認がもっとも難しい左折時には内輪差を意識しながら、トラクターが交差点に深く突っ込んでハンドルを切らないと左折しきれません。

・連結状態の長さ、幅、高さを正確に把握する

具体的な運転のイメージを持つためにトレーラーの連結状態での長さ、幅、高さを正確に把握する必要があります。

具体的な数値を頭に入れてイメージすることで、高さ制限のあるトンネル、高架下を走行する際にも危険なく通行できます。

・少し大回りしてから右折する

トラクターがけん引するトレーラーは非常に大きな内輪差を持ちます。そのため右折時のトラクターは少し大回りして進入しなければなりません。

・急ブレーキによる前輪ロックを防ぐ

急ブレーキは後部に位置するトレーラーの重量により前に押し出される形で前輪がロックしてしまいます。そして、ハンドル操作もブレーキも効かずトラクターとトレーラーが一直線になるプラウアウト現象に発展してしまう可能性もありますので十分注意してください。

・トレーラーの前輪に乗っていると想定してバックする

車両の長さや重量、形状などすべてにおいてトレーラーは一般のトラックとは運転感覚が異なります。ハンドルを備えたトラクターが一台の長いトラックの前輪だと思って運転を行う必要があります。一般のトラックのように自分の意思のままに動かすことが難しいのがトレーラーです。

トレーラーにはハンドルはもちろん、操舵できる車輪がないのです。トラクターはカプラー一点を引くことと、押すことによってトレーラーを動かさなければなりません。

 

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トレーラーに起こりやすい事故・現象

トレーラーの形状が起因する事故につながる現象を知っておくことも大切です。

一般的なトラックでは起こることのない現象です。トレーラー特有のリスクとしてご確認ください。

・ジャックナイフ現象

トラクターが急ブレーキをかけたり、急ハンドルを切った際に、トラクターがトレーラーに対し折れ曲がってしまう現象です。急ブレーキや急ハンドルでトラクターは減速したり方向が変わったりしてもトレーラーは慣性の法則で直進します。そのままの勢いでトレーラーが突っ込んでくるので、トラクターは横滑りするのです。

トラックメーカーはこの対策として、横滑り防止装置や逆位相操舵機構を搭載するようになっています。

・トレーラースイング現象

トレーラーの後輪がロックし、連結ピンを中心にしてトレーラー後方が左右にスイングしてしまう現象のことです。

速度超過によってカーブで急ブレーキをかけた時に起こることが多く、トラクター側が横滑りするジャックナイフ現象とは対比となる現象です。

・プラウアウト現象

トラクターとトレーラーが一直線のまま固まってしまい、ただただ前に進んでしまう現象がプラウアウト現象です。ハンドル操作もブレーキも効かない状態なので非常に危険で、急ブレーキを踏むことでトラクターの前輪がロックして起こるトレーラー特有の現象です。「トラクターフロントロック現象」とも呼ばれています。

この対処法はブレーキをかけているその足を離してブレーキを緩めることです。

 

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トレーラーの運転トレーニング法

トレーラーの運転トレーニング法をお伝えします。運転トレーニングを行う場合には、事故を起こさないことを最優先に考えて広いスペースを使って行ってください。走行歴の長い先輩ドライバーに指導を依頼してください。

インターネットでの動画でイメージをつかむこともトレーラーの運転方法を早くマスターする一つの方法になります。

・基本の前進と後退を何よりも重要

まずは、基本の前進と後退を何よりも重視してください。前進はトラクターがトレーラーをけん引しているので意識しやすいと思います。

しかし、後退は違います。一般的なトラックのようにハンドルを動かさずに握っているだけで、そのまま真っ直ぐバックしてくれないのがトレーラーの大きな特徴です。それはトラクターとトレーラーがカプラーの一点だけでつながっているからです。

トラクターはその一点でトレーラーを押してバックします。ほんのわずかなズレ(折れ)がもとになって、トレーラーは左右に折れてバックしていってしまうのです。

・タイヤの軌跡を見て動作幅をイメージする

ドライバーはトラクター前輪の上部でハンドル操作をします。真下のタイヤ、トラクター後輪のタイヤ、そしてトレーラーのタイヤの軌跡を見ながら全体の動作幅がどのように描かれているかをイメージしてください。

動作幅、内輪差の大きさを考えつつトレーラー全体の動きをイメージしてください。

・バックするルートを思い描きながらシミュレーションする

バック時にはそのルートを思い描きながらのシミュレーションも大事です。ミラーやバックモニター、自身の聴覚、さらに誘導の応援を頼むことも必要です。そして、想像しない動きになってしまった時にはあわてず一度前進して軌道修正してください。

決して無理せず焦らず前進して体制を持ち直すことが大切です。

 

まとめ

ドライバー不足は少子高齢化が進む日本において、簡単に解決できる問題ではありません。この問題を乗り切るために大量の荷を輸送できるトレーラーは不可欠な車両です。

トレーラーの特殊性を理解していただき、ぜひセミトレーラーの運転をマスターしてください。

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

 

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