大和ハウス工業 沖縄県でマルチテナント型物流施設を開発
大和ハウス工業は1月12日、沖縄県豊見城市にマルチテナント型物流施設を2棟開発する、と発表した。新拠点は、空港や港湾にアクセスしやすい立地面での優位性や、冷凍・冷蔵・定温・常温の4温度帯に対応できる機能などを活かして、国際物流や食品物流での利用ニーズを見込んでいる。
同社が着工するのは「DPL沖縄豊見城」および「DPL沖縄豊見城Ⅱ」。総事業費は合計で約219億円。それぞれ2022年3月中旬と同年8月末の竣工を予定している。
「DPL沖縄豊見城」は敷地面積約2万9762平方メートル、延べ床面積約3万9970平方メートルの2階建て。「DPL沖縄豊見城Ⅱ」は敷地面積約5万3273平方メートル、延べ床面積約8万3201平方メートルの3階建て。両拠点を合わせると、マルチテナント型物流施設としては同県内で最大規模となり、13社のテナントが入居できるという。
施設は那覇空港から約5キロメートル、浦添ふ頭から約11キロメートルに位置する。豊見城市は人口増が続いており、労働力を確保しやすいなど雇用面での優位性もある。施設内には職場環境整備の一環として保育所も併設する計画だ。
「DPL沖縄豊見城」および「DPL沖縄豊見城Ⅱ」
出典)大和ハウス工業ホームページ
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