トラックの仕組みと構造がわかる! 各部のパーツを細かくチェック

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はじめに

物流・建設に欠かすことのできないトラックは、重量物やさまざまな形状の貨物を輸送します。トラックはさまざまなパーツやシステムを組み合わせることで、物を運びやすくし、さらにドライバーの負担を軽減しています。

今回の『豆知識』ではトラックの基本構造を説明し、各パーツの役割や機能をご理解いただきたいと思います。

キャビン内部から、エンジン、トランスミッション、そしてサスペンションやブレーキシステムまで、トラックを構成する主要な部品とその役割を明確にしていきます。

 

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外装・内装の構造

まずは外装・内装の構造からです。

トラックを形作っているパーツなので、目に見えるところにあります。使用頻度が高いので、その役割はすぐに覚えることができるでしょう。

・キャブ

キャブはトラックの運転室、「キャビン」のことです。輸送途中の休憩室にも事務関係の執務室にもなるような広い空間が確保されています。

ショートキャブ、フルキャブ、ワイドキャブ、ダブルキャブ、ハイルーフキャブと広さや形状が違います。

・ランプ

ランプとは前照灯のことです。車体の前面左右に配置された、いわゆる「ヘッドライト」のことを言います。

左側車線を走るトラックのランプは左側交通標識が見やすく、右側車線の対向車に眩しくないように配慮された設計になっています。

・ミラー

死角の多い大型のトラックに不可欠なパーツがミラーです。サイドミラー、ルームミラー、アンダーミラー等でその死角をカバーします。

配送センターなどでの作業時には、サイドミラーをミラーステーとともに、折りたたんで邪魔にならないようにします。

・エアデフレクター

トラックキャビンの上部にあるエアデフレクターは「風切り」とも呼ばれ、走行中の空気抵抗を下げるための装備です。

デザイン性を向上させる狙いも持ちながら、空気抵抗を下げて燃費向上に貢献しています。

・ステップ、グリップ

車高最大3.8mまで可能なトラックのキャビンはエンジンの上に配置されています。そのため、運転席が高い位置にあり、乗降時にはステップやグリップが必需品です。

・インパネ

インパネは「インスツルメント(計器)パネル」の略語です。運転席正面に設置された計器類は見やすく設計されています。

各ドライバーが独自の仕事をしやすいように、トラック購入後改造がしやすいように設計されています。

・シート

ドライバーは運転する間も、事務作業を行なう間も、休憩時間の間も、シートの上で過ごします。シートには上質な乗り心地が求められます。

トラックはドライバーの乗降回数が非常に多いため、耐久性はもちろん機能性の高いシートが採用されています。

・ハンドル

車輪を左右に操舵するハンドルの正式名称は「ステアリングホイール」です。

パワーステアリングが主流の現在、女性でもトラックのハンドルの重さを感じることはありません。

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トラックを動かす構造

次に、トラックを動かす構造です。トラックを駆動させる内燃機関であるエンジン回りのパーツ類です。

いずれもトラックの運行を支える基盤となります。

・トランスミッション

トランスミッションはエンジンからの動力を、ギアや軸でトルクを変えたり、回転方向を変えたりして車軸に伝えます。変速機とも呼ばれる部品です。

・ラジエーター

シリンダー内の爆発燃焼によってエンジンはトランスミッションに力を伝えますが、その際に高熱が発生します。

ラジエーターはその機構内の冷却液で、その高熱を奪い外部に放出させて冷却するという重要な役割を担っています。

・燃料タンク

トラックの燃料タンクは外付けされています。そのサイズはトラックの使用目的によってさまざまです。

耐久性と安全、最大積載量との兼ね合いなど、最適を求めて設計・製造して取り付けられています。

・吸気ダクト

エンジンの燃焼に必要な空気(酸素)を吸い込むためのダクトです。

キャブ後部に設置されており、水や異物を吸い込むことがないように設計されています。

・PTO

PTOとはPower Take Offの略称です。PTOとはトラックに装備された装置のことです。エンジンの動力を利用して走行以外のさまざまな作業に使います。

エンジンの回転をトランスミッションに取り付けられたPTOが油圧に変換することで動力に変えます。

・CNG

CNGとはCompressed Natural Gas(圧縮天然ガス)の略称で、家庭で使われている都市ガスと同じものです。

環境にやさしく包蔵量の多い可能性を秘めたトラックの燃料となります。

・ハイブリッド

ガソリンや軽油などの化石燃料で動くエンジンと、電気モーターの両方を持った駆動システムです。電気モーターを駆動させるために使う電力を蓄えるバッテリーを備えています。

燃費の向上やCO₂削減が目的であり、環境保全という大きな命題を解決に向けたシステムです。

 

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トラックの骨組みの構造

働く車両としてのトラックを組成するパーツです。

・サスペンション

すべての車両に備わるサスペンションは、道路との振動を緩衝し、積荷に振動による損傷を与えないようにします。板バネ(リーフサスペンション)や、空気バネ(エアーサスペンション)があります。

・ブレーキ

トラックのブレーキの種類には「ドラム式」と「ディスク式」があります。どちらも空気の力を利用して作動するブレーキです。

・タイヤ

車両になくてはならないタイヤですが、現在のほとんどがチューブレスタイヤです。

ゴム製のタイヤはそれ自体にクッション性があり、乗用車とは比べものにならない高い空気圧と強度を実現し、安全走行に役立っています。

・フレーム

トラックの構造の中心となる骨格、つまりフレームは車幅の1/3ほどしかありません。そのフレームにエンジンやトランスミッション、車軸やタイヤが取り付けられています。

フレームにはそれらを取り付けるための穴があらかじめ作られており、強度が落ちないように設計されています。

・キャブサスペンション

長時間トラックを運転するドライバーのために、キャブの下に備え付けられたサスペンションです。

主に小型トラックにはラバースプリング、中型トラックにはラバーまたはコイルスプリング、大型トラックにはコイルまたはエアスプリングが搭載されます。

・車両突入防止装置

背の高いトラックと背の低い乗用車が追突した場合に、乗用車の車体がトラックの下に潜り込んでしまう事故がありました。

そのような万が一の事故を防ぐために開発されたのが車両突入防止装置です。

・エアタンク

現在のトラックにはブレーキなど多くの装置が空気圧によって作動しています。その圧力の高い空気を溜めておくタンクです。

タンクは複数個あり、経路も1系統だけではなく、逆止弁も備えて万が一のトラブルがあっても各装置が働くように万全を期しています。

 

まとめ

多くのパーツやシステムによってトラックは日々安全に走行しています。各パーツ、システムの定期点検・メンテナンスは忘れることなく行ってください!

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

 

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