ディーゼル車の強い味方! PMを取り除く ディーゼル粒子フィルター(DPF)とは?

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はじめに

DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)はトラックから排出される有害な微粒子物質を大気中に放出しないようにする機能を持つパーツです。

東京都では、1999年に当時の石原慎太郎都知事の意向を受け「ディーゼル車NO作戦」を展開してから、DPFをトラックに装着することが義務付けられるようになっています。

トラックメーカー各社でも独自の排出ガス浄化装置を製造しています。

三菱ふそうトラック・バスではDPF、いすゞ自動車はDPD、日野自動車はDPR、UDトラックスではUDPCなどです。

今回の『豆知識』では、DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター、以下DPF)について解説します。

警告灯が点灯する原因やDPFが目詰まりを起こした時の対処法もご説明いたします。

 

 

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DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)とは

DPF排出ガス浄化装置とは「ディーゼル微粒子捕集フィルター」のことです。

現行の自動車NOx・PM法にもとづき自動車から排出される有毒な窒素酸化物(NOx)および粒子状物質(PM)をフィルターに捕集して燃焼除去し、自動再生する装置です。

DPFがなければ、窒素酸化物(NOx)および粒子状物質(PM)等を含む有毒ガスである排出ガスを、そのまま大気に放出してしまいます。

そして、トラックメーカーによっては採用する排出ガス浄化装置の種類が異なります。

燃焼除却ばかりか、捕集したフィルターを交換するものもあります。

 

 

DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)警告灯が点灯する原因

DPFを装備していても、その時のトラックの走行環境や使用状況によって窒素酸化物(NOx)および粒子状物質(PM)等を含む有毒ガスを効率よく除去できなくなる場合があります。

そんなときはDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)警告灯が点灯し、ドライバーにその状況を知らせてくれます。

どのような場合に窒素酸化物(NOx)及び粒子状物質(PM)等を含む有毒ガスを効率よく除去できなくなるかを解説いたします。

 

そもそもDPFを使い続けるとフィルターが目詰まりを起こしてしまい機能が低下するため、ヒーターなどで燃焼しフィルターを再生させるセルフクリーニング機能が備えられています。触媒方式では窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)を燃焼させるものもあります。いずれにしても燃焼のためには高温が必要不可欠です。

それらが効率的に作動できないと窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)を燃焼させることができずフィルターが目詰まりを起こします。また、再生もできず故障となり警告灯が点灯してしまうのです。

 

・交通量の多い道路ばかり走っているとき

交通量の多い道路を走ればトラックを思うように走らせることができず、エンジンの回転数はなかなか上げることができません。

PDFの自動再生はエンジンから出てくる排出ガス熱を利用して行っています。

そのため、エンジンの回転数が低いと捕集フィルターに溜まった窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)を燃焼できずにDPFのつまりを起こしてしまい故障します。

そのような場合には意識的にエンジンの回転数を上げることのできる道路を選ぶなどしてください。

 

・走行距離の少ないトラックに乗っているとき

毎回の走行距離が少ないトラックも完全な燃焼を起こすことがなかなか難しいです。

排出ガスの温度が十分に上がりきることなく、捕集フィルターに溜まった窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)を燃焼できずにDPFのつまりを起こしてしまいます。

 

・長時間アイドリング状態でいるとき

DPFに窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)を溜めやすくしてしまう原因は、エンジンの回転数不足や排出ガスの温度が十分でないことだけではありません。

長時間アイドリング状態にあるときには自動再生であるセルフクリーニングは行えないので注意が必要です。

この場合にもDPFの故障につながり警告灯が点灯する原因となってしまいます。

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DPFが目詰まりしたときの対処法

DPFが十分に機能できる速度で走行できない場合や、長時間のアイドリングによって、セラミックフィルターやステンレスフィルターは、目詰まりを起こしてしまうことがあります。

すぐに車が故障するなど大きなトラブルにはつながらないものの、燃費の悪化や思わぬトラブルの原因となるため注意してください。

 

・浄化スイッチで手動再生を試みる

目詰まりしたときの対処法の一つとして浄化スイッチを押して手動再生を試みてください。

強制的に燃焼を起こしてフィルターを浄化しDPFの目詰まりを解消します。

 

・プロにメンテナンスを依頼する

プロの整備士に依頼する対処法もあります。

目詰まりの原因は、排出ガス熱でフィルターの窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)を完全燃焼できない場合ばかりではなく、DPFの経年劣化の場合もあります。

プロの整備士にメンテナンスを依頼し判断してもらいましょう。

 

・カーボンの生成量が少ないエンジンオイルに変える

粒子状物質(PM)の発生にエンジンオイルは大きく関わっており、エンジンオイル内のカーボンはその一因になっています。

カーボンの生成量が少ないエンジンオイルに変えることで粒子状物質(PM)の発生は少なくなります。

 

・飛沫量や蒸発量の少ないエンジンオイルに変える

上記と同様の理由で、飛沫量や蒸発量の少ないエンジンオイルに変えることで粒子状物質(PM)の発生が少なくなり、DPFの目詰まりは軽減することができます。

 

 

まとめ

DPFは健康に悪影響を与える窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)を取り除く機能を持つ装置です。

大気汚染防止法の特別措置法による自動車NOx法からの流れで現在に続いているNOx・PM法という法で定められたルールに則って、DPFを常に健康な状態に保つことに注意しなければなりません。

そして、年次ごとに排出ガス規制は変わっています。

先を見据えながら、タイミングを見計らってトラックの買替を行う経営者もいらっしゃると思います。

そんな場合にはぜひトラックファイブにご相談ください。

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

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