トラックのタイヤ空気圧は適正値が大切!調べ方を伝授

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トラックのタイヤの空気圧が与える影響

空気圧が高すぎる場合

トラックと道路面の唯一の接点はタイヤです。

そのタイヤに充填されている空気圧の影響は非常に大きなものです。

トラックの安全性や快適性、積荷へ与える衝撃そして燃費性と、空気圧が与える影響はさまざまです。

その影響をまずは空気圧が高すぎる場合から解説していきましょう。

 

空気圧が高すぎるということはタイヤに空気がたくさん入り過ぎてしまい、ゴムでできているタイヤは膨れ上がり、本来維持しなければならない形状を保つことができなくなっています。

通常平坦なタイヤのトレッド面は、中央部が膨らみ摩耗が激しくなってしまいます。

空気圧の高さが原因となって偏摩耗を起こしてしまいます。

タイヤが本来持つクッション性は無くなり、走行中の路面からの衝撃を直接受けることになります。

これは走行中のドライバーの快適性を欠いてしまうことになります。

また、路面との摩擦面が減り燃費の向上は期待できますが、それ以上の安全性や快適性の欠如、タイヤの偏摩耗と、ドライバーにとってもタイヤにとってもマイナスの影響が大きいでしょう。

 

空気圧が低すぎる場合

適正な空気圧を保つことによってタイヤはトレッド面を道路面にしっかりフィットさせて、グリップ力を発揮して走行ができ、タイヤと道路面の摩擦力で減速できるように設計されているのです。

そのような理由から、空気圧が低すぎると肩落ち摩耗や両肩落ち摩耗を起こしやすくなってしまい、タイヤの転がり抵抗が増加するため、燃費が悪くなってしまいます。

ドライバーにとってはハンドル操作が行いにくくなり、走行時の衝撃を吸収できないので乗り心地も悪くなってしまいます。

そして、濡れた路面で起こる「ハイドロプレーニング現象[1]」が発生しやすくなります。

 

適正でない空気圧でのトラッの走行で良いことはそれほどありません。

タイヤの空気圧を適正に保つことで、上記のようなトラブルやタイヤ・運転への悪影響を防げるのです。

運転しているトラックに応じた適正な空気圧を保って、安全・快適な走行を行ってください。

 

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トラックのタイヤの空気圧を調べる方法

タイヤが冷めていることを確認

トラックのタイヤの正確な空気圧を調べるためには、まずタイヤが冷めていることを確認してください。

走行することによってタイヤと路面から起きる摩擦熱で、タイヤ内の空気は膨張して空気圧は上がってしまいます。

適正値であるかどうかの判断をするための正確な空気圧の計測は、走行前のタイヤが冷めている時に行ないましょう。

 

適正空気圧を確認

適正空気圧は、トラックの重量・タイヤの本数・タイヤサイズによって変わります。

各トラックの適正空気圧は運転席の開口部分、シート付近に適正空気圧を表示したシールが貼ってあるので確認しましょう。

不明な場合は、取扱説明書での確認もしくはディーラーに確認することをお勧めします。

前輪・後輪で空気圧が違う場合もありますので、よく確認してください。

 

タイヤのバルブキャップの取り外し

適正空気圧を確認できたら、空気圧を測定するために、まずはタイヤのバルブキャップを外します。

タイヤのエアバルブはホイールにカバーがある場合、このホイールカバーの内側にあります。

ネジ式のエアバルブは左方向(時計と逆回転)に回すと外れます。

小さなバルブキャップをこのホイールカバーの内側に落としてしまったり、無くしてしまったりしないように十分注意してください。

 

エアゲージで空気圧を測定

エアタンク型のエアゲージで測定する場合、ホースの先にある測定用金具(エアチェック)をエアバルブに押し当ててください。

真っ直ぐエアバルブに向けてエアチェックを押し当ててください。

真っ直ぐ当てずに角度があった場合には空気が漏れてしまい、正確に空気圧を図ることはできません。

走行後のタイヤは熱を持っており、タイヤ内の空気を膨張させています。

この際には正確な空気圧を図ることができないことを覚えておきましょう。

 

空気圧を適正値に調整

エアゲージにはポンプ型の移動式空気入れと一体になったものと、固定式空気入れと一体になったものがあります。

空気圧を測定しながらタイヤ内空気の加圧、減圧ができます。

エアゲージが一体になった空気入れにはさまざまな形のものがありますが、仕組みはどれも同じです。

移動式のものはトラックまで移動させて利用できる便利なものです。

適正空気圧を調べてから、空気入れの「+」・「-」もしくは「加圧」・「減圧』のボタンを押して、計測した空気圧から適正空気圧になるよう調整できます。

 

エアバルブのキャップの取り付け

適正空気圧に調整が終わったら、エアバルブのキャップをしっかりしめてください。

しめ忘れたり、ゆるかったりすると、空気が抜けてしまい安全走行に支障が出てしまいます。

以上がトラックのタイヤの空気圧を調べる方法です。

 

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トラックのタイヤの役割

荷重支持機能

トラックのタイヤはいくつかの役割を持っています。

そのなかでもトラックの車両重量と積荷、もちろん乗車するドライバーを含むすべての乗車人員の重量を支える機能を持っています。

タイヤの素材であるゴムの柔軟性と中に充填される空気の力で荷重を支える機能で、荷重支持機能と言います。

だれもが想像しやすい機能と言えるでしょう。

 

駆動・制動機能

駆動・制動機能は、トラックの動きを制御する機能です。

ドライバーによる操作でアクセルとブレーキから伝達された命令(力)によって発するディーゼルエンジンの力がトラックを駆動・制動します。

駆動・制動は、タイヤ素材であるゴムのグリップ力から生まれるもので、ドライバーの安全走行をサポートする大きな機能です。

 

緩衝機能

緩衝機能とはクッション機能のことです。

トラックが走行するのは高速道路のような平坦でまっすぐな道路ばかりではありません。

優秀な高速道路でさえ、経年が理由で継ぎ目が劣化して段差が生じることがあります。

そんな段差は走行時にドライバーばかりか大切な積荷にも衝撃を与えてしまいます。

それらの衝撃を柔らかい性質を持つタイヤが受け止めて緩衝する働きです。

 

操縦性・安定機能

操縦性・安定機能は、タイヤの素材であるゴムが持つグリップ性能でトラックの運転・走行を安定させる機能です。

タイヤのトレッド面が道路にしっかりグリップすることで、トラックの操作性や走行での安定性を高める働きです。

 

求められる機能性

説明しました4つの機能である「荷重支持機能」、「駆動・制動機能」、「緩衝機能」、「操縦性・安定機能」が、消費者であるトライバーやトラック事業者、タイヤメーカーや研究開発者が求める最終形ではありません。

世の中から求められている機能性は他にも3つあります。

  • 高い経済性と燃費性能

道路面とタイヤトレッド面との摩擦や抵抗などの最適化を求められています。

  • 高い耐久性能

タイヤ素材であるゴムの劣化や摩擦、気温による熱、外部からの衝撃から守る性能を求められています。

  • 高い居住性能

長時間トラックに乗るドライバーのため、車両振動や騒音をできる限り抑制することを求められています。

 

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まとめ

タイヤはゴムという柔らかい素材で空気をその中に閉じ込めて、重量があるトラックも支えることが可能な「柔構造」のパーツです。

しかもゴム素材の特性であるグリップ力も活かして、トラックを形成する素材としてはなくてはならないものでしょう。

しかしながら、パンクやバーストといったゴム素材ならではの危険性や廃棄時の処理の問題も抱えています。

現在開発中、または一部では運用が始まったエアレスタイヤがそのような問題を解決する日が来るかも知れません。

空気を充填しないから空気圧管理が不要で、もちろんパンクもしません。

その結果廃棄されるタイヤは減り、資源や環境にも優しいというこれからの世が望むスタイルのタイヤです。

そんな新しいスタイルのタイヤを装備したトラックが当たり前に走行する日は遠くないのかも知れません。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

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[1] タイヤと路面の間に水の膜ができて、ハンドルやブレーキなどが制御不能となること。(ダンロップHP参照)

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