トラックの洗車はどうするのがいい?きれいに洗う方法・グッズも紹介

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トラックの洗車方法

トラック全体を水洗い

一日の運送業務を終えてからトラックの洗車は疲れたドライバーの負担になり、寒い冬なら水仕事はしんどいものでもあります。

しかしながら、会社の動く看板ともなるトラックを日々きれいに保つことには大きな意味があります。

加えて日々の洗車はトラックの健康状態を把握することにもなります。

明日からの業務にトラックの洗車は役立ってくれるのです。

 

トラックの洗車方法は、最初に全体の水洗いからスタートします。

洗車の基本は上から下に作業を進めることです。地球には重力があり、水は上から下に流れるからです。

車体全体の水洗いでは大まかな汚れを落とします。

これで洗剤(カーシャンプー)は車体に直接付着し、スポンジで洗車しても砂やほこりで車体を傷つけることはありません。

 

洗剤で汚れを落とす

洗剤は水だけでは落ちない頑固な汚れを落とします。

外部に車体をさらして走るトラックの表面には様々な汚れが付着しています。

排気ガス、砂、ほこり、鳥の糞、虫の死骸などの様々な無機物・有機物が付着し、日中の太陽の日差しに焼かれ強くこびりつきます。

これらの頑固な汚れは洗剤がなければ簡単に落とすことはできません。

 

タイヤとホイールを洗う

地面に近いタイヤとホイールは、ゴミまでも走行中に拾い上げて車体以上に汚れています。

そして、冬季の融雪剤や海岸部の走行で付着する塩分はトラックに大敵です。塩分が付着した後は、ボックスまで含めて念入りに洗車してください。

また、高圧洗浄機やブラシを使って念入りに洗い、タイヤの傷や釘・金属片拾いがないかを目視で確認してください。

隅々までの洗車は、日ごろからトラックの健康状態を知る上で非常に重要なことです。

 

水洗いと仕上げ

最後に水洗いでシャンプーを落とし、拭き上げしてワックスやコーティング剤を使った仕上げを行います。

ボディを拭きながらじっくり眺めれば、ボディの傷などトラックのコンディションを把握することができると思います。

 

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あると便利なもの

洗車ブラシやスポンジ

サイズの大きなトラックの洗車は、ただでさえ手間と時間がかかるもので、輸送効率を高めるために搭載されたパワーゲートなどの特殊機能はその手間をさらに増やします。

すべてをきれいに洗うには、洗車ブラシやスポンジは必須アイテムです。伸縮するブラシと脚立があれば、トラックボディの隅々まで洗車することが可能です。

こびりついた汚れには、スポンジに十分な洗剤やカーシャンプーを含ませて優しく洗ってください。

トラックボディに不要なキズは付けないように気をつけましょう。

洗車グローブは、タオルやスポンジのように強い握力を必要とせず、小さい負担で洗車が出来て便利です。

 

カーシャンプーやサビ取り剤

外を走るトラックですので、車体に付着するのは砂やほこりばかりではありません。

排気ガスや虫の死骸などさまざまな物が付着し、日中の陽射しで固化して水だけでは洗い流しにくくなっています。

カーシャンプーを使えば強くこすらなくてもそれらの汚れを落とすことが可能です。

冬場の融雪剤や海岸部での走行で拾ってしまう塩分はボディや足回りをサビさせてしまいます。

そのような環境での業務が多い場合には、これら塩分の付着は避けることが出来ませんので、サビが出たらサビ取り剤でサビを落としてください。

 

ワックスやコーティング剤

きれいに洗車したボディの美しさを長く保つためにはワックスやコーティング剤を利用してください。

美しさを長く保つばかりか、汚れからボディを守ってくれます。

次の洗車が楽にもなります。

 

高圧洗車機

洗車は仕事が終わった後に行わなければなりません。

一日の運転・作業が終わって疲れた時の洗車は誰にとっても重労働となります。

その時に高圧洗車機があれば作業は楽になります。

高圧で放水された水なら大まかな汚れだけでなく、パワーリフトなど架装部品の隙間にある汚れを落とすことも出来ます。

足回りで届きにくい奥の部分にまで、高圧放水した水は入り込んで泥や汚れを落としてくれます。

その日、最後の仕事を行うドライバーの強い味方になってくれます。

 

トラックを洗車する際のポイント

砂などは最初に洗い流す

トラックを洗車する際のポイントです。

まずは目につく大まかな汚れから落としていってください。

砂はトラックのボディを傷つける大敵です。

タオルやスポンジでこすり洗いをする前に落としておかなければ、自分でボディに傷をつけてしまいます。

乾いてこびりついてしまった状態では、ボディから砂は簡単に落ちない場合もあります。

先に一度水をかけておいてからであれば簡単に洗い流すことが出来ます。

 

上から下を心がける

上から下を心がけることは洗車においての鉄則です。

水は上から下に流れます。

水は同時に汚れも流していきます。

下部から洗ってしまえば、きれいになったその部分に上部の汚れが流れ落ちていき、ふたたび洗わなければならなくなってしまいます。

 

足回りは重点的に

道路に近い足回りは重点的に洗車してください。

タイヤが汚れを拾い上げてしまうのは仕方ないことです。

冬期の融雪剤や海岸部の道路で飛散している塩分は、足回りやトラック底部に張り付いてしまいます。

高圧洗浄機で十分に洗い流してサビが出ないよう対処してください。

 

洗車の頻度

洗車の頻度はさまざまです。

会社の看板であり、動く広告でもある社名入りのトラックを汚れたままで走らせるわけにはいきませんが、毎日の洗車はなかなか大変なものです。

会社によっては帰社後の洗車がルールになっている場合もあるようですが、ケースバイケースで考えるべきでしょう。

渋滞で帰りが遅い日や、雨天の日ならできない時もあるでしょう。

そんな時には一回休みや、特に汚れている個所だけの部分洗いでもよいのではないでしょうか。

洗車のために翌日に疲れを残して、事故にでもつながってしまえば本末転倒なこととなってしまいます。

 

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まとめ

トラックの洗車は大切なドライバーの仕事です。

ウインドウガラスやミラーをきれいに洗って視界をよくすることは安全走行に直結します。

洗車でトラックのボディ隅々までを自分の目で見て手で拭くことは愛車の健康状態を知ることにもなります。

きれいなトラックで得意先に行けば「いい仕事をしてくれそうだ」と得意先は思うでしょう。

それが人間の心理です。

しかしながら、ドライバーのストレスを過大にしないことや、働き方改革などを考えると真剣に考え直さなければならない業務なのかも知れません。

最新の大型トラックまで洗車できる洗車機の導入や、少しでも負担を軽減できる機械や道具の使用は必要なのかも知れません。

まさに2024年問題を控えた今、真剣に考えるべきことなのかも知れません。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

【参考】トラックの買取相場・実績一覧はこちら

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