日通総研調査 10~12月の荷動き指数は再び上昇の見通し

日通総合研究所は10月29日、「企業物流短期動向調査」の2021年9月調査の結果を発表した。それによると、国内向け出荷量の動向は2021年7~9月実績(見込み)の「荷動き指数」がプラス6と、前期(2021年4~6月)実績から10ポイント低下。政府による緊急事態宣言の長期化など新型コロナによる景気の低迷が国内の荷動きに暗い影を落とす格好となった。ただし、荷動き指数は2021年10~12月に再び上昇することを見込んでいる。

調査は製造業および卸売業の主要2500事業所を対象に実施した。803社が回答し、回答率は32・1%だった。

「荷動き指数」は、コロナ・ショックの影響で2020年4~6月実績がマイナス65まで低下。2009年のリーマン・ショック時と同水準まで落ち込んだが、2020年7~9月実績で上昇に転じ、2021年4~6月実績はプラス16と、2018年10~12月実績以来、2年半ぶりにプラス圏内へ浮上した。

今回調査で2021年7~9月実績では10ポイント低下したものの、10月末に緊急事態宣言が解除されたことなどもあり、10~12月見通しでは再び上昇する見込みだという。

荷動き実績(見込み)と見通しの「荷動き指数」

出典)日通総合研究所ホームページ

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